今日は、こどもの病院に行ってきました、かなぶんです。
実は、食物アレルギー(牛乳)があるうちの子供。
学校給食で牛乳除去をするためには、医者に書類を書いてもらわなければなりません。
「牛乳が飲めないのは、アレルギーのせいですよー(好き嫌いじゃないのよ)」
という証明を、学校側に提出するためなんですね。
毎年、ですからねw。
毎年この時期が来ると「もうこんな時期かあ」と、季節を感じます(もはや風物詩)。
さて、かなぶんの中で今日一番のニュースといえば、コレでした。
出生数86万人に急減、初の90万人割れ 19年推計
厚生労働省が24日発表した2019年の人口動態統計の年間推計で、日本人の国内出生数は86万4千人となった。前年比で5.92%減と急減し、1899年の統計開始以来初めて90万人を下回った。出生数が死亡数を下回る人口の「自然減」も51万2千人と初めて50万人を超え、政府の対策にもかかわらず少子化・人口減が加速している。 日本経済新聞(2019/12/24) |
・・・というもの。
同紙によると、出生数減少の原因は、、、
- 出産期女性(25~39歳)の人口減少
- 団塊ジュニアが2019年に45歳以上になった影響
・・・とか、なんとか。
そのほかにも・・・
19年は新元号にあやかった「令和婚」や「令和ベビー」の効果が期待されていたが、婚姻件数も前年比0.59%減の58万3千組にとどまった。
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「令和ベビーを期待してたけど、全然結果に出なかったゼ~」
というあまりにDQNな分析がシカツメらしく書いてあって、実際の子育て世帯のかなぶんは
と、おもわず脱力しましたよ。
(脱帽じゃないです、脱力です)
だって令和ベビーに踊らされて子供産んじゃう人なんて、今時いません。
しかも、冒頭の一文。
「政府の対策にもかかわらず少子化・人口減が加速している」とありますが
それは、なぜか。
「少子化、人口減が加速しているのは、政府の対策が的外れだから」ですよね。
(↑個人の意見です。)
総務省統計局人口推計(令和元年(2019年)7月確定値,令和元年(2019年)12月概算値) (2019年12月20日公表)
なにが動向を注視したい、だ。
注視しとる間に日本民族が絶滅しちまいそうだぜ。ぜーはー。
そもそも日経新聞さん、「若い世帯に、子供を産み育てるだけの経済的な余裕がない」という最大の要因が書いてない。
ありえなくない?
そもそも政府がやってきた少子化対策とはなにか?
少子化に歯止めがかかるような、政策だったのか?
子育て支援施策を一層充実させる。 |
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若い年齢での結婚・出産の希望が実現できる環境を整備する。 |
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多子世帯へ一層の配慮を行い、3人以上子供が持てる環境を整備。 |
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男女の働き方改革を進める |
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地域の実情に即した取組を強化する。 |
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みなさんは、どう感じておられるかわかりませんが・・・
実際に子育てしているかなぶんには、この政府の取り組みが「絵にかいた餅」のように感じられてしまうのです。
それに、どの政策も中途半端で終わっとりませんか?
保育料無償化も、いろいろと問題がありそうですしね。
「対象児童は3歳から」だそうで、3歳未満児は対象外だとか。
また多子世帯ほど費用負担が増えたりという「落とし穴」もあるとか。
逆に、保育士が足らなくてヤバイとか。
(ぜひいろいろな世帯に恩恵がいくよう、調整していってほしいものです)
そもそも、少子化の一番、ダイレクトな原因は「経済的な不安」ですよね。
(※産まない主義の方や、不妊の方を除いて)
自分ひとりが生きていくので、精いっぱい。
経済的に「扶養家族を養う」ことなんて、考えられない。
そんな多くの若い人たちに、「子供を産み、育てる」ということに対して希望を与えるような政策を、日本政府はやってきたでしょうか?
もちろん「経済的理由を解決すれば少子化は解決する」というような単純なものではないでしょう。
しかし、これほど「急激な」少子化の進行は食い止められたのではないでしょうか。
子供は産みっぱなしでは、済まない。
産んで、育てて、手間暇かけて、立派な大人にしなければならない。
そのことをよくわかっているからこそ、若い人たちは「令和婚」も「令和ベビー」も乗っからないんですよね。
少なくともとても堅実で、賢く、未来のことをシビアに考えていることの現れということなんでしょう。