今日は、10月31日ですね!
かなぶん、10月31日は人生において忘れられない日だったりします。
何が忘れられないかって?
・・・それは、二十数年前の今日。
かなぶん、高校三年生、18歳のころ。
もちろん、よく左右を見たはずなんですが・・・・・。
すごい速さで走ってきた乗用車に、自転車ごと横からはねられました。
それが、10月31日。
かなぶんにとって忘れられない「魔の日」です。
気が付くと、道のわきのガードレールの下に倒れていました。
全身を強打し、腕も、足も、体もまったく動かない。
フシギなことに「痛い」とも思わない。
(マヒしていたんでしょうね)。
声も出せない。
自分がなんでアスファルトの上に寝ているのか、と疑問に思ったのを覚えています。
ほかの学生の自転車が何台か、通り過ぎていくのが見えました。
びっくりして私を振り向いて
(そりゃ驚くことでしょう・・・)
でも、誰も助けようとはしないんです!
(冷た!)
かなぶん、急に、道に寝ているのが恥ずかしくなりました。
同時に、「ああ、こんなことで明日学校に行けるかなあ。行けないとマズいなあ」
などと、登校の心配をしてたことを覚えています。
(動けないくらいの状態なのに!!)
明日の学校どころか、この先3カ月も入院することになろうとはw
かなぶんは昔からドジで、やらかし名人でしたが
やらかした中でいちばん笑えない失敗は、どう考えてもこのときだったと思います。
夕日がとってもキレイな日で、
金色のビーズをちりばめたみたいに、アスファルトが輝いていて・・・。
金色のビーズの上に寝ているみたいだな、って思ったんです。
今考えると、お恥ずかしい限り。
いつの間にか気を失っていたようで、次に目が覚めた時には救急車に乗ってました。
意外に救急車って揺れるんですよね。
カーブを曲がる旅に、遠心力で持ってかれて、腕と言わず体と言わず、ものすごい激痛が襲ってくる。
なんていうのかな。
金属の刃物で、骨をカーンっ!カーンっ!・・・って、思いっきりブッ叩かれているみたいな。
もう、それはそれは、思わず叫び声を上げてしまうほどの痛み。
実際、なんどか意識がとんでたみたいで、記憶がとぎれとぎれです。
後から知ったんですが、めっちゃ骨折してました~!
3か所も!
ただでさえ車に揺られると激痛なのに、なぜかなかなか病院に到着しない。
どうやら、受け入れ先の病院がないらしいんです。
それでも、救急隊員さんの必死の電話攻撃のおかげで(´;ω;`)
ようやく受け入れOKの病院が見つかりました。
しかしドクターの口から衝撃的なヒトコトが。
「ムリだね」と、言ったんです。
このあたりから、さすがにタダゴトじゃないことがわかり出しまして・・・
結構ひどいケガ・・・らしい?
どういう意味で「ムリ」なのか、ドクターに確認する余裕もないまま、もういちど救急車に押し込まれたかなぶん。
有無をいわせず、病院探しに逆戻り。
行く先々でたらいまわしにあい、なんと、病院を3軒もハシゴすることに(爆)
家から車で1時間もかかる、名古屋市内の大病院に連れていかれ、ようやくそこで受け入れてもらえました。
その後、知らせを聞いた母が、病院の処置室に到着しました。
青い顔で、息を切らせて。
かなぶん、母のことがキライだったんですが、このときばかりは母の顔を見たらほっとしました。
でも、何を言ったらいいかわからなくて、へらへら笑ってしまって・・・。
母は気味悪そうにしてましたw
つづく。(・・・つづくんですっ!)
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