ガチで車にひかれた女子高生が、逆に人生救われてハッピーになった話(3)

さて、実話「ガチで車にひかれた女子高生が、逆に人生救われてハッピーになった話」の第三弾ですw

 

過去のお話はこちら→

ガチで車にひかれた女子高生が、逆に人生救われてハッピーになった話(1)

ガチで車にひかれた女子高生が、逆に人生救われてハッピーになった話(2)

 

交通事故に遭い、左足と左腕を骨折してしまった高校時代のかなぶん。

整形外科の外科手術について、なんの予備知識もなかったので、

今後どんな手術をするのか説明を受け、

 

な、なんだかトンッデモナイ手術になる!!

 

と、けっこうな衝撃を受けました。

今後の手術のスケジュールをかいつまんで話す主治医。

 

  1. 骨折部位(足)に金具を入れる
  2. 腸骨の一部を削り(骨の接着剤として)足に移植する
  3. お腹の皮膚を損傷した足に移植する
  4. 骨折部位(腕)をプレートでつなぐ
  5. 傷口を縫合する

 

主治医
この手術を一度にやっちゃいます!

 

「は?」

 

ちょっと何を言われているかよくわからないんですが・・・

 

主治医
手術は全身麻酔で、
手術時間はだいたい10時間くらいになります~

 

「・・・は、あ」

 

主治医のせんせい、童顔でヤサ顔のちょっとしたイケメンさんなんですが、性格は鬼畜っ!

知ってかわざとか、にこにことなごやかに、

それはそれは恐ろしい手術工程を話してくださいました。

 

 

「せんせい・・・金具を足に入れるとは、一体どういうことでしょうか・・・」

おそるおそる、質問してみるかなぶん。

 

 

主治医

あ、ふつうの「鉄の棒」ですよ。

鉄の棒をお尻のところから骨の中にブスッと入れちゃいます。

 

 

「・・・・・・・Σ(゚д゚lll)」

青ざめる女子高生。

 

鉄の棒!?

鉄の棒を骨に入れるの!?

ブスッと!?

(・・・っていうか、骨の中にそんなの入る余地があるの!?)

 

「え、では、腸骨を、足に移植するっていうのは・・・どういう」

 

 

主治医
骨を接着剤にすると早くくっつくんですよ。
大腿骨がはやくくっつくために、健康な腸骨を足に移植します。

 

(腸骨っていうのは、腰のあたりの骨のことです)

 

「あー、なるほどですね・・・(震え声)」

 

かなぶん、口ではそういいながら、ぜんぜん納得できていません。

とくにケガをしているわけでもない腰の骨を、わざわざ手術しちゃう?

しかも、骨を接着剤にするって、どういうこと????

意味が分かりません。

とても常人にはない発想です~!

 

「ひ、皮膚移植もするんですか?」

 

 

主治医
今の状態ではかなり見栄えが悪いので・・・
おなかのところのキレイな皮膚をはがして伸ばし、足のケガしているところに貼ります。

 

「貼るんですか!?(絶句)」

ていうか、皮膚って、貼ったりはがしたりできるものなの!?

(・・・ポストイットか)

 

↑貼ってはがして、また貼れるポストイット

 

 

主治医
で、一年後にもう一度金属を取り出す手術をします。

 

 

・・・えー・・(≧0≦)

ていうか、もういいですよ、そのままでも。

金属を一生取り出さないっていう選択は・・・

(↑ひたすら手術が怖い)

 

 

主治医
・・・それは、ナイですね~。
まだ若いからね~、もし将来飛行機とかに乗ったら、金属探知機が鳴っちゃうよ?
そんなの、困るでしょ?

 

 

困らないです!

もう海外、一生行かなくてもいいです!

 

 

必死の抵抗を試みましたが、ムリでした。

いや~、整形外科医ってスゴイわ~。

(ていうか、グロいわ~。)

 

 

はじめて医者が怖いと知った18歳の冬でした。

 

加害者に自覚をうながした、優しくてキビシい医者の愛情

後から考えると、

「なぜ主治医のせんせいは、あの場で、あんな話をしたのか?」

後々思い返しても、なんとなく腑に落ちないんです。

 

 

そのときちょうど、加害者の男性も病室に同席していました。

わたしを車ではねたのは、20代男性。

金髪で、いかにもヤンキーちっくな外見の建設作業員です。

(外見でその人柄を判断するのはよくないのですが)

 

 

事故原因は、速度超過と、わき見運転。

カーステレオを操作していたそうです。

カーナビも普及していない、スマホもない時代でしたが、

わき見運転は、当時から普通にありました。

 

 

とはいえ加害者といっても、わたしも悪いのです。

横断歩道のない道路で、道路を横切ったのですから。

(付近に横断歩道がない道路なんです~。゚(゚´Д`゚)゜)

 

 

そういう負い目もあって、

わたしは加害者の男性を一方的に責めることができず、

見舞いに来てくれたらフツーににこにこ。

ウェルカムな雰囲気になるように心がけちゃってました。

 

かなぶん
ホント、バカみたいにお人よしですよね。

 

今考えると、信じられません。

 

加害者男性も、なにをカン違いしたのか、

何度も見舞いにきやがる・・・(;´д`)ゞ

もう、そっとしておいてくれればいいのに・・・

 

 

そうやって見舞いに来てたときだったんです。

主治医が病室に入ってきて、わざわざ手術の説明をしてくれたのは・・・

 

 

まだまだ子供だった女子高生時代のかなぶん。

恐ろしい手術の話に、笑顔も消え、

とりつくろう余裕もなく、顔面蒼白になってしまいました。

そりゃそうですよね。

事故であれだけ痛い目にあって、

さらにこれから地獄のような手術沼が待っているんですから。

 

 

手術の説明の最中、

その場の空気に耐えられなくなったのか、

加害者の男性は、

「じゃ・・・、俺はこれで・・・」

と、病室をコソコソ出ていってしまいました。

 

 

それ以降、二度と見舞いには来ていません(# ゚Д゚)

 

 

まあ、顔も見たくないので、結果的によかったのですが。

なんちゅう誠意のなさ!

車にひかれたことよりも、その態度のほうがよっぽど腹立たしかったです。

 

 

でも今思うと、主治医のせんせいは、

加害者男性に事故の反省をうながすために、わざと手術の話を聞かせたのかもしれません。

 

主治医
お前のやった事故は、一生恨まれても仕方ないほど、この女子高生を苦しませることになるんだぜ~

 

 

(このあと、そりゃもう痛く苦しく、

あぶら汗を握る治療と、涙のにじむようなリハビリとで、

実際、死ぬ思いをすることになるのですが・・・・)

 

 

交通事故を軽く考えていた加害者にかわりに「喝ッ!」を入れてくれた

(と私は思っている)

主治医の先生に、いまさらながら感謝の気持ちでいっぱいです。

 

続きはこちら!→

ガチで車にひかれた女子高生が、逆に人生救われてハッピーになった話(4)

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