さて、実話「ガチで車にひかれた女子高生が、逆に人生救われてハッピーになった話」、とうとう最終話です。
過去のお話はこちら→
ガチで車にひかれた女子高生が、逆に人生救われてハッピーになった話(1)
ガチで車にひかれた女子高生が、逆に人生救われてハッピーになった話(2)
ガチで車にひかれた女子高生が、逆に人生救われてハッピーになった話(3)
ガチで車にひかれた女子高生が、逆に人生救われてハッピーになった話(4)
約3カ月入院しているうちに、
体重がどんどん落ちたかなぶん。
間食もしていましたし、リハビリ以外なんの運動もしていないのに、
バランスの取れた入院食と、規則正しい生活「だけ」で、
なんと、体重が57㎏→47㎏まで落ちました!(;´艸`)
そして、ひさびさに高校に登校するドキドキの朝・・・・
ピカピカの真新しい自転車に、
新品の制服と、靴です。
伸びっぱなしだった髪の毛も、バッサリ切りました。
体重がおちて、ほっそらと華奢になり、
ちょっとばかりキレイになった女子が久々に登校してきたら・・・?
そもそもクラスによくいる「目立たない女子」だったかなぶん。
かつて、こんな注目されたことがあったでしょうか(´Д`ι)!?
実際、こんな騒がれるとは思ってもみませんでした(笑)
「かわいくなったね!」とか、
「全然イメージ違うね!」とか、
しかも(もったいないことに)好意的な感想ばかり。
全く知らん人からも話しかけられたりとか、ちょっとした人気者気分を味わいました。
そもそもかなぶんの母親は、
「女の子に学があると、生意気になる!!」
・・・みたいな、ヒステリックな人でして。
受験するなら「短大」一択を、強制されてました☆
四大や、専門学校なんて、トンデモナイ。
そんなところに行った日には「嫁に行き遅れる」と常日頃から言われていました。
偏ってますよね~(´-ω-`;)ゞ いつの時代だヨ~!
・・・で、
母のお眼鏡にかない、進路の候補に挙がっていたのが、
地元では御三家といわれる有名おじょーさま短大です。
そのなかでも質素な校風で、世間的イメージがよい(?)私立S短大が第一志望に。
そして、誰でも受かると評判の(笑)三流私立T短大がすべりどめになりました。
なんでも母親の言うことに絶対服従だった、かなぶんの思春期。
進路や進学に、自分の希望なんて通りません。
「もういいや」と自分の人生をあきらめていたんです。
もはや反抗することにも、疲れ果てていましたしね☆
・・と、今さらですがこの時期の選択を、のちのち後悔することになるのですが・・・
(そのはなしはまた今度♡)
入院中は、むしろ社会勉強のほうを優先していましたし、
雑念ばかりで、あまり勉強に集中した記憶がないかなぶん。
本当に真剣に勉強したのは、(試験直前の)ほんの2カ月未満だったんじゃないかと(;´Д`)
そもそも「ぜったい合格したい!」と思うような学校でもなかったし、
べつに、自分から希望した進路でもなかった。
それが勉強になんとなく身が入らない理由でも、あったかもしれません。
にもかかわらず、結果は
・・・まさかの合格!?Σ(゚д゚(゚д゚(゚Д゚
同級生でも「S短大すべった」子もいるなかで、
入院のせいで出席日数がギリギリ、たぶん内申点もヤバい、
しかも、大して勉強もしていない自分が合格するのか?
・・・意味が分かりません。
さて、「ガチで車にひかれた女子高生が、逆に人生救われてハッピーになった話」。
これにておしまいです。
交通事故で生死の境をさまよい、
大手術を受け
まともに学校にもいけなくなった女子高生。
でも結果的に
家や学校から解放され、
社会を広い視野で見ることができるようになり、
交友関係が広がり、社交性が芽生え、
おまけにダイエットまでできちゃった!
今を悲観するのは、愚かなこと。
ただ生きてさえいたら、かならず一発逆転はある。
だから死んじゃダメです。
これは、わたしに言い聞かせていることでもあるんですがね。