ここ数カ月、体がだるくて仕方がなかったかなぶん。
仕事が終わり、気力の糸がとぎれたとたん、手も足もくたくたになって力も入りません。
母子家庭ですし、子供の事を考えると、
などと悲観し、個人医院の先生に健康診断の結果を見せに行ったら、
と、(なんとか)漢方薬を処方してもらいました!
その時のお話はこちら↓
前回までのお話
今日は、処方してもらった漢方薬「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」を飲んでみた感想や自分が感じた副作用を、正直にレビューしたいと思います(#^^#)
補中益気湯の効果と効能
- 虚弱体質
- 疲労倦怠
- 病後・術後の衰弱
- 食欲不振
- ねあせ
- 感冒
体力虚弱で、元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすい方
<配合生薬>
人参(ニンジン)、蒼朮(ソウジュツ)、黄耆(オウギ)、当帰(トウキ)、陳皮(チンピ)、大棗(タイソウ)、柴胡(サイコ)、甘草(カンゾウ)、生姜(ショウキョウ)、升麻(ショウマ)
※漢方薬のツムラHPより抜粋
上記の効果と効能があるという、補中益気湯。
茶色のような、ベージュのような色をした顆粒状のお薬です。
においはそんなに強くありません。
しかしやはり漢方薬。
残念ながら、味は激マズです・・・(`π`) ウグゥ
何とも表現しづらい味です~。
でも、効果は抜群!
しかも即効性があります!
あんなに酷かった倦怠感が薄れ、眠気が飛び、急に元気がみなぎってきました。
飲んで数時間後からです。
不思議~。
身体が元気になると、いつも霧のようにまとわりついている希死念慮が消え、なんだか気持ちも前向きに。
ひょっとしたら鬱的な病気にも効くのかもしれません。
仕事では、いつも利用者さんのオムツ替えや、トイレ介助がしんどかったかなぶん。
(だって50人もいるんだもん~)
とか、ついつい言っちゃうんですが、
薬を飲み始めてから体が軽く、介護がラクチンに。
夕方になると悩まされていた変な頭痛も、薬を飲むようになってから軽くなったみたい。
いや~I医院の女医さん、態度は冷たくてそっけないけど、いい薬を処方してくださいました(人´ω`)♪
漢方がこんなに効くとは思いもよりませんでした☆
良薬口に苦しとはこのことですね。
補中益気湯の副作用
補中益気湯の薬のしおりを読んでみると、以下のような副作用があります。
<補中益気湯のおもな副作用>(重篤な副作用は除く)
・発疹
・蕁麻疹
・食欲不振
・胃部不快感
・悪心
・下痢
かなぶんの場合、「下痢」の副作用が当てはまりました。
まあでもそのおかげでおなかがスッキリ。
むしろ「下痢」は歓迎なんですが、そのあと反対に「便秘」になってしまい困りました。
おなかが張るし、おならは出るし(笑)
しばらく飲み続けると体が慣れて、お通じも普通のリズムになるといいのですがね~。
私が感じた不快な症状
普段からあまり薬を飲まないかなぶん。
お薬のしおりには書いてないような、ビミョーな副作用(といえるのか?)があり、ちょっぴり不快でした。
かなぶんが感じた不快な副作用は、次のとおり。
- 暑い!
- 眠れない!
- 汗が臭い!
どゆこと~!?
みたいな、変な副作用でスミマセン。
少しだけ解説させてください。
補中益気湯を飲むと暑い!
血行が良くなるのか、血圧が上がるのかよくわかりませんが、なんだか妙に暑いのです。
首すじや手のひらに、いつもうっすら汗かいてる。
仕事をしているとき暑いのは普通なのですが、家にいるときも暑い。
補中益気湯を飲むと眠れない!
これまで傾眠傾向にあったのが、急に目がさえて夜でも眠れなくて困りました。
食欲増進作用で、夜中の1時くらいにお腹が減ってしょうがないので
インスタントラーメン作って食べたり。
まあでもこれで虚弱体質が治るならいいか。
補中益気湯を飲むと汗が臭い!
暑いのも眠れないのも、困るといえば困るものの、疲れ知らずになるなら我慢できない症状ではありません。
ただどうしても困る症状が、
汗が臭くなること!なんです。
「なんだー、そんなこと?」と思われるかもしれません。
どう形容したらよいものやら。
あえていうなら、
ずっと風呂に入っていなかった病人のヘソのごまのにおいですかね。
つまり、超ヘンなニオイってことです。
それが体全体から漂うわけですから、×10くらいキョーレツなわけです。
かなぶん、入浴や着脱の介助をしていると、お風呂の熱気で全身汗まみれになります。
体中の水分が全部出るくらい、汗かきます。
その汗が渇いた後、自分の全身からヤバイ臭気が立ち上ってくるという悲劇(´;ω;`)ウゥゥ
自分のにおいで吐き気がするって、どんだけくさいんだ。
自分が吐き気がするくらいなんだから、周りのスタッフさんも気づかないはずはないと思うんです。
汗臭くても、仕事中は着替えやシャワーもできませんし。
恥ずかしいことこの上ないです。
まさに穴があったら入りたい心境でした。
※もちろんそれぞれ体質がちがいますので、同じ薬を服用しても反応や副作用も同じとは限りません。あくまでも一つの意見として参考にしてください。
結論・大量に汗をかく予定の日は補中益気湯を飲まない
「汗をかくと異常にくさい」というのは、補中益気湯の唯一にして最大の欠点かと思われます。
元気ややる気は欲しいですが、臭いのはさすがに困る。
どちらにしても自分の汗のにおいで吐き気がするのはいただけませんので、補中益気湯は汗をかきそうな仕事の日は飲むのを控えようと思います。
(それ以外は)わたしの体質にあっているのか、非常に調子がいいのでこのまま飲み続けてみようかと考えております。
以上、補中益気湯のレビューでした♪
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