家庭が崩壊した原因と理由!なぜ、いきおいで離婚しちゃったのか?

日々の抜け毛がすさまじく、いよいよ危険水域まで来ているのではないかと危機感を覚えるかなぶんです。

いやー、髪の毛ってなんでこんなに束になって抜けてくるんかな。

根性ないんかな(毛根の)。

女のくせに、40代で薄毛ってどうなってんだ・・・。

 

 

今日は、「なんでかなぶんはいきおいで離婚なんてしたのか?」という超どうでもいい話です。

ブログの表紙に「いきおいで離婚して人生詰んだ」と書いてしまいましたし、「なんで離婚なんかしたんだろう」と思う人もいるかもしれません。

・・・いないかもしれませんが(笑)。

ご興味のない方はここでブラウザを閉じてOK!

 

 

かなぶんの苦い経験が、だれかの行動を変えるとは思ってないですけども。

離婚を考えている方が、もう一回立ち止まって考えるきっかけくらいにはなるかもしれません。

 

 

かなぶんが離婚したのは、いまから7年前のこと。

けっこう経ってますよね。

7年の間にかなぶんもそれなりに社会に揉まれまして、苦労もしました。

1人になってみて、孤独のなかで、冷静に、自分自身の欠点を見直したようなところもあります。

 

 

今の私がもう一度同じ岐路に立たされたら、離婚する道を選ぶかなあ~。

・・・少なくとも、「いきおい」で離婚する道は選ばなかったでしょう。

 

 

・・・一応、念のため書いておきますが。

かなぶんの場合、浮気やDVのように、相手や自分にあきらかな過失があって離婚にいたったのではありません。

 

離婚の理由とは?親のケンカを子供に見せるのは害悪しかない

親がケンカしている姿というのは、子供から見れば、非常に醜い姿。

それを子供のころからよく知っていたかなぶん。

そもそも、トラウマがあったというか、育った家庭環境に問題がありました。

 

かなぶんの両親は、ケンカにケンカを繰り返すような困った夫婦でした。

毎日のようにケンカ。

顔を合わせば、ケンカ。

しかしその割に、全く離婚という選択肢が出てこない変わった夫婦でした。

 

ケンカするほど仲がいい?

いやいや、そういう感じじゃありませんでしたよ?

子供に、父親の悪口ばかリいう母親。

「お母さんみたいな、あんな女になっちゃいけない」と、忠告してくる父親。

まさに「知らんがな」

子供にとって迷惑以外のなにものでもありません。

 

「子供のために離婚しない」といわれたことがトラウマに

どちらかが口をつぐめばいいのに、それをする気もない。

おろかな罵り合いを続けて、お互いがお互いを傷つけ、心底憎んでいるくせに、関係を清算する勇気もない。

 

離婚しない理由は「子供がかわいそうだから」。

 

でも、わたしがかわいそうかどうかは、両親が離婚したことで決まるものではありません。

にもかかわらず、親は勝手に「離婚した家庭の子供はかわいそう」と決めてかかるわけです。

(つまり離婚家庭の子供を、心の奥では差別的にみる大人だともいえます)

両親の離婚は、子供には何の責任もありません。

自分たちが結婚に失敗したのに、そのケツを子供にぬぐわせるなんて。

あまりにもひどい責任転嫁。

 

そりゃ、両親がそろっている家庭のほうがいいに決まっています。

ただ、それは幸せな家庭だった場合に限るのではないでしょうか。

 

お互いを憎み続ける両親を目の当たりにしながら日々を過ごすほうが、子供にとってよっぽど地獄です。

 

・・・そして、

本当、ケンカ、うるさい!

うるさくて気が狂いそうだ!

子供だったかなぶんに、家庭は安心できる場所ではなくなり、やがて自分自身を責めるようになっていったわけです。

 

自分がいなければよかった・・・と思い続けた幼少期

わたしがいるから、両親は離婚できない。

わたしがいるから、両親は幸せになれない。

みんなわたしが悪いんだ。

 

そう思い込み、鉛筆の芯を手の甲に突き立てたり、カッターナイフで腕を傷つけたり、いわゆる自傷行為にも発展しました。

そんな悩みがあること、親にはもちろんナイショです、当時も、今でも。

口に出して言えるほど、器用じゃなかったです。

 

私の子供時代は、一貫して、両親のケンカや、「両親がそろってこそ幸せ」という間違った幸福神話に深く傷ついていました。

両親と自分を憎み、嫌い、呪い続けた記憶しかありません。

 

「パパとママは、どうして、ケンカするの?」といわれて・・・

そして時は流れ、私が親となり、

「パパとママは、どうして、ケンカするの?」と、幼い子供に言われてハッとしました。

憎むべき両親と同じような姿をさらしていることに気が付いたんです。

めちゃくちゃアセりました。

 

んで、

子供にこの醜態をさらしたくないがために、アセリまくって半狂乱で離婚した。

という表現が、もっとも正確な当時の姿だったかと。

良くも悪くも、子供が第一という考え方のかなぶん。

・・・やっぱり少し正常な判断ができる状態ではなかったと思います。

そして根っこは、歪んだ家庭環境で育ったことにもつながっているような気がします。

 

離婚の原因とは?「夫婦で起業」という最大のミステイク

かなぶんと元夫が険悪ムードだった期間は、ほんの数カ月程度です。

それまではケンカすることなんて、めったにありませんでした。

お互いがお互いを思いやる、人もうらやむオシドリ夫婦(いいすぎ?)。

いやそれくらい、夫婦仲は最高に良かったんですよ。

5年付き合い、10年連れ添って、2人の子供をもうけ、わたしも相手も「これ以上ないほど幸せ」でした。

それなのになぜ、毎日のようにケンカを繰り返し、口汚く相手を罵るようになったのか?

 

 

その原因は「起業」にありました。

夫婦で喫茶店の経営を始めたわけです。

これ、だいたいヤバいこと想像できますよね。

夫婦で起業は99.9%平穏にはいきませんから。

 

どういうことかというと。

 

  1. 仕事上での相手のイヤなところを知ってしまう。
  2. そのイヤなところを消化できないまま、そのまま家庭に持って帰ったものの、家庭での不満もつのる。
  3. 前日の不満が消化できないまま、翌日も仕事に行く。
  4. 1に戻る・・・

 

無限ループですな。

相手のイヤなところ、目に余る言動は日々だんだんと増えこそすれ、減るようなことはありません。

かなぶんも元夫も、毎日に疲れ果て、知らなくていい相手のイヤな性格を知り尽くし、精神的にも限界がきていたのだと思います。

 

 

離婚を考えたとき、かなぶんも元夫も、30代。

まだまだ体力も気力も(ムダに)あったし。

夫婦が10年経って相手に期待すること、求めることが当たり前になってたし。

ほかの誰かが「夫婦で起業」に失敗しても、自分たちは特別で、絶対失敗しないと思っていたし。

こんな壁は、いずれ乗り越えられると思っていたし。

そして同時に、離婚して新しい道を進むことも、簡単だと思っていた。

そんな簡単なことじゃないのに。

傲慢だったんですね。

 

 

離婚の原因が相手の浮気やDVなら、今こんなにモヤモヤすることもなかったかもしれません。

むしろ過去をもっと潔く吹っ切れたのかも、と思ったり、思わなかったり。

元夫がもっと心が広く、子供っぽい人じゃなければ、と思ったり、思わなかったり。

すべて、いまさらだから言えることでもあります。

 

離婚を後悔しているか?離婚して7年目にして考える

いまでも元夫の夢をみることがあります。

未練があるから夢をみるのかもしれません。

いや。未練があるのは、元夫というより、過去の幸福に対してでしょう。

ケンカして関係がサイアクだった期間は、ほんの数カ月。

そのほかの時間は、幸福に包まれた思い出しかないからです。

 

 

そもそもシングルマザーとしての経済的な困窮が、こう思わせる要因として大きいとも言えますよね。

夫がいないことは、経済的に本当に、本当に、苦しいわけです。

しかしお金の問題を解決したいからといって、別の男性を夫にすることはもっとよくない結末が待っている可能性がありますし。

そうそう人間、何度も短絡的には生きられないもんです。

 

「結局、離婚したことを後悔しているか?」と聞かれたら・・・。

 

かなぶん
・・・う~ん。悩むけど。

 

トータルするとやっぱり、後悔していないんだな~。

 

結婚生活を維持するには、やはり相手に思いやりをもって日々生活しなければならないわけで。

それが幸せでもあり、窮屈でもあるわけですが。

 

かなぶんにとってパートナーのことを考えないでいられることは、精神的な可動域が広がるというか。

自分が相手を思いやらない人間だ、という意味ではなく、むしろ逆で。

かなぶん、やっぱり人のことを考えすぎちゃう人なんだと思います。

結婚生活ってもっと単純に考えればいいし、もっというと、何も考えないのが一番なんです。

 

相手のことをいろいろ考えて、考えて、考えて、一周回って結局「私がいない方が一番いい」とか言いだすとか最悪ですよね。(←かなぶんのことです)

ヤバイな。

やっぱ、わたしって精神的に歪んでるんだな。

結婚に向かない人間だと自覚してます。

 

 

「じゃあ、初めから結婚しなければよかったか?」

というと、そうじゃなくて。

子供を授かったこと。

これは、本当に、本当に、人生において感謝しているから。

結婚して後悔していないし、離婚も後悔していません。

 

「これでよかったんだ」と、離婚後7年目にして改めて思うのです。

なるべくして、なるようになっている、という感じです。

少なくともわたしは、そう思っています。

 

離婚しようかどうか悩んでいる方へ

結婚相手になにか重大な過失がある場合を除いて、「性格の不一致」という理由で、離婚しようか迷っている方にいいたいこと。

 

いったん冷却期間を置くべし。

 

実家に帰る、別居する等で、居住空間を分ける。

その結果、やっぱり本当に離婚したければ、その間に離婚準備するのもいいしね。

やっぱりモトサヤに戻りたいと思うようなら、その相手とは腐れ縁。

ただし「子供のために戻る」または「相手のために戻る」なんてごまかしはすべきじゃないですね。

「自分が戻りたいから戻る」。それ以外ないです。

自分の人生に責任を持ち、他人に依存的にならないようにしていきたいですよね。

 

ごちゃごちゃいいましたが、これだけは断言できます。

結婚生活は「何も考えない」ほうがうまくいきます。

そして、いきおいで離婚することはオススメしません

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