さて、とうとう「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」の最終回です。
とにかく「いわく」付きのこのドラマ、初回は好調だったにもかかわらず、東出昌大さんの思わぬスキャンダルで大打撃を受け、その後視聴率低迷・・・。
しかし俳優陣のガンバリや、すなおで安定感のあるストーリー展開のせいでしょうか、その後盛り返し、最終回の視聴率は9.9%!
打ち切りまでウワサされたにしては、まずまずよかったといえるのでは???
ということで、「ケイジとケンジ」最終話のあらすじとネタバレを書いていきたいと思います!
【ドラマ】ケイジとケンジ(最終話)あらすじとネタバレ
とある工場の倉庫で、若い男性の遺体がみつかりました。
体には暴行を受けたような内出血斑、頭頂部にバールで殴られたような痕、左胸にはタトゥーを焼き切ったような熱傷痕が。
この男性は、飲食店従業員の八尾弘樹(やおひろき)さん (續木淳平)、36歳。
どうやら、ヨコハマの半グレ集団「ベイシャークス」の幹部だというのです。
先日(第8話で)送検した澤登大介(さわのぼりだいすけ)が、左胸に同じようなタトゥーを彫っていました。
そこで彼を尋問したところ、そこから身元が判明したというわけです。
澤登はほかのメンバーの情報も素直に白状し、ベイシャークスのおおまかな全体像を把握することができました。
八尾が、「レイズ」という店の店長をまかされていたこと。
またぼったくりバーのような営業をして評判がよくない「レイズ」は、ベイシャークスのたまり場だったこと。
その結果「店長をしていた八尾がその店の金を着服したため、殺された」という疑いが浮かび上がったのです。
八尾を殺害した犯人は、3人組の男だという目撃証言があります。
そこで捜査線上に上がってきたのは、「久我山勝也(桐山漣)」と、「甲斐慎之介(内田健司)」と「椿健人(森谷勇太)」の3人。
真島検事(東出昌大)は、この事件の担当を任されることになりました。
そこで、久我山は(第8話の)三崎えみ(渋谷南那)ちゃん虐待容疑で、甲斐慎之介と椿健人は、風営法違反容疑でそれぞれ逮捕に踏み切る決断をします。
検察に送検されるまでは、被疑者に八尾の殺人容疑については伏せる方針を決定しました。
・・・証拠隠滅を恐れたからでしょうか?
(このへんはよくわからなかったです)
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犯人の3人組は、どうやら海外に逃亡する気でいるようです。
それをかぎつけた桜木署の刑事たちは、それぞれ徹夜で張り込みをします。
そして翌朝、海外に高飛びしようとした久我山と甲斐、椿の三人を逮捕。
署で事情聴取することになりました。
ついついアツくなりすぎて、久我山に「八尾を殺したのはお前だろー!!」と詰め寄りそうになる仲井戸刑事(桐谷健太)。
「じゃあ、やお・・・(絶句)・・・矢面に立つんがリーダーの役目ちゃうんかい!」
「とぼけんな、やお・・・八百万の神は、みんな見てんねんぞ!」
↑もうこの辺からゴマカしが苦しい・・・www
これにはさすがに真島がブチ切れ、一触即発のつかみあいに!
(八尾殺害事件に関しての取り調べはしないという段取りでしたから・・・)
男同士の本気に、「仲良くしなさい!」とか、むしろキレイごとですからね。
もう一度、澤登大介を警察署に呼び、話をする仲井戸刑事。
(説教するために?)
↑澤登役の木村龍さんの演技に、おもわずウルっときちゃいました!
「本当は、(グループを)抜けたかったんですよ。でもリーダーが怖かったから・・・」
澤登の性格を表現するいかにも頭悪そうなしゃべり方や、涙を流す演技、ちょっと感動させられました!
仲井戸刑事は、澤登から「椿容疑者のプライベート携帯」の存在を聞き出します。
椿の恋人に預けられていたスマホを解析してみると、八尾を殺害した瞬間を撮影した動画が発見されたのです!
とうとう本当の悪党、久我山勝也を「八尾殺害容疑」で送検することに。
これによってベイシャークスのメンバー9人を逮捕することができ、組織は壊滅しました。
目黒刑事(磯村優斗)と毛利刑事(今田美桜)の恋のゆくえはどうなった?
気になる目黒刑事と毛利刑事の恋の行方は、どうなったかというと・・・。
残念ながら、目黒刑事の片思いに終わってしまいました。
途中、毛利刑事は仲井戸刑事に「すごいカッコよかった!」みたいなことを言っていましたし。
やはり「恋愛ナシ」がこのドラマの方針だったようですね、残念、目黒刑事。
「ケイジとケンジ」最終話!
↑椿健人役の森谷勇太さんの神がかったこの表情、スゴくないですか!?
さて「ケイジとケンジ」最終話、あなたはご覧になりましたか?
わたしは個人的に、桜木署の署長役を演じておられた風間杜夫さんが一番いい味を出しておられて大好きでした。
ちょいちょい出てくるわき役さんが、地味にイイのも、このドラマの見どころのひとつだったと思います。
ていうか、刑事と検事が主役で、弁護士が出てきた回もあったのに、なぜか一度も裁判のシーンがなかったところが謎といえば謎・・・。
逆に、裁判のシーンなしで、すべてを表現しちゃうところがすごいといえばすごいところかもしれませんが。
文章で綴ってきましたが、仲井戸刑事や真島検事、そのほか味のあるキャストのみなさんの魅力的な演技は、やはり実際にご覧にならなければ伝わりません。
ぜひ見逃した人は、映像でお楽しみくださいね。