10月19日(土)と、20日(日)の二日間は、名古屋の秋を彩るビッグ・イベント、名古屋まつり。
日曜日、仕事が休みだったので、かなぶん、ちょっと覗いてきました。
とはいえ、メインイベントの三英傑行列
(↓こういうやつです)
は、人ごみがエグイので、さすがにパスでーす(;´∀`)
しかし三英傑行列だけが名古屋まつりではありません。
名古屋市の名所といわれる各所で、同時にいろんなイベントが開催されるんですよ~。
実は、ジャズが好きすぎるかなぶん。
ぜひ行ってみたいイベントがあったのです。
それが、徳川園ガーデン・ジャズ・ライブ。
名古屋まつりの開催中は、特別に入園料が無料になると聞いちゃあ、行かずにはいられません!
徳川園の龍仙湖(手前)と観仙楼(奥)
かなぶん、初徳川園デス。
思っていたよりずっと豪華でスケールがデカい日本庭園だったので驚きました!
だって、ここ、名古屋の街の真ん中ですよ!?
遠いこずえの向こうまで、ビルの屋根が見えないなんて・・・!
ぽっかりとここだけ別世界のようです。
木々の緑と、光と影が何層にも重なって、奥行きと緩急が生まれ、思わずため息をついちゃうほど美しい。
どの角度から見ても、一幅の絵画になってしまうフシギ。
徳川園は、もともと尾張藩二代藩主・徳川光友の隠居屋敷だったそうな。
さすが尾張藩主、隠居屋敷にもかかわらず広々としたご邸宅ですね・・・・。
大曽根の瀧(おおぞねのたき)と呼ばれる人工の滝
園内には、滝や渓流、飛び石、橋が配置され、散策に飽きません。
子供は、水に浮かぶ飛び石をとても気に入り、
なんども行き来してははしゃいでいました☆
飛び石がならぶ渓流
子供ってこういうシチュエーション大好きですよね( *´艸`)
さて、本命のジャズライブは、徳川園の「観仙楼」にある、徳川ガーデンホールで行われました。
近隣のジャズ好きさんが集まったのか、立ち見が出るほどの大盛況。
Original Swingy Guys Jazz Orchestra ライブ直前の様子
(メンバーの顔だしがOKかどうかよくわからないので、一応、顔が映った写真の掲載は控えます☆)
いや~、みなさんかなりのイケオジでした( *´艸`)
かなぶんだけ堪能して申し訳ございません。
平均年齢70歳付近というからオドロキです。
この御年にもかかわらず、みなさん凄まじい肺活量!
迫力の大音量に、内臓までビリビリきましたよー。
曲目は、以下の通りです。
- ムーンライトセレナーデ
- オーシャンゼリゼ
- 真珠採りのタンゴ
- Orange colored sky
- When I Fall In Love
- Fly me to the moon
- A Whole New World
- 慕情
- ティル(アンコール曲)
- 365日の紙飛行機(アンコール曲)
合計10曲も演奏してくださいました!
10曲ですよ、10曲!
ていうか、
・・・みたいな。
だってかなぶんの施設に入所している高齢者は、歌を歌うことさえおぼつかないのに~
とにかくすんごいパワフル。
とても高齢者なんて思えない。
しかもさすが、噛めば噛むほど味がでるスルメのような御年の方々が演奏するだけあって、
(あれ、これ褒め言葉ですよね・・・?)
ムーディーな曲が心に響くんですよ~
特にかなぶん心に残ったのは、9曲目の「ティル」という曲です。
MCによると、5月に亡くなったメンバーの1人を偲び演奏した曲なんだとか。
演奏中のみなさんの表情が、あまりにも切実で。
大切な仲間を見送る悲しみ、
この音が天国に届けという気持ちが、
ひしひしと伝わってきました(´;ω;`)ウゥゥ
わたしも仕事(←介護のね~)ではあるけども、
大事にお世話してきたおじいさんやおばあさんを見送る悲しさを、急に思い出し、胸が締め付けられました。
大好きだったIさん、
いつも食事を介助してたSさん、
笑っていつも挨拶してくれたTさん。
みんな、天国で元気にしているかなあ。
病気も治って、もう苦しくないかなあ。
そう考えると、ぼとぼと涙があふれてきて止まらなくなってしまいました。
わたしにとって他人の親なんだけども、
亡くなる間際まで、ご家族に代わって世話をしていたせいか、いつまでも悲しいのです。
これを書いている最中も、また涙が・゚・(つД`)・゚・
(単にウツ傾向なのかも・・・・)
ということで、名古屋まつりの一日は、
音楽と日本庭園という芸術に触れた一日でした .+(〃ノωノ)゚.+°
日本庭園の散策と、ジャズライブを堪能しても、駐車料金のみのお値段!
非常にオトクでした!
↑デカい鯉がめちゃくちゃ集まってくる池。
鯉のエサ(売っている)をバラまくと、お殿様気分が味わえます。