どうも、かなぶんです!
今日は敬老の日でしたね!みなさんはどうお過ごしでしたか?
かなぶんは、古墳に行ってきました(敬老の日の前振り全く関係ない)。
愛知県名古屋市守山区(めっちゃ山が近かった!)にある、しだみ古墳ミュージアムというところに行ってきたので、そのレポートをしたいと思います!!
2019年4月にオープンしたばかりの「しだみゅー」とは?
実は、古墳時代が好きすぎるかなぶん。
4月にオープンしたばかりという「 体感!しだみ古墳群ミュージアム」に、ぜひ一度行ってみたいと思ってたんです。
到着してとにかくびっくり、駐車場も建物もピッカピカに整備され、超キレイな博物館でした。
もちろん外見だけじゃなくて、イベントや展示内容、サービスまで想像していたよりもずっとあか抜けてたよ!
地域によくある「歴史民俗博物館」のようなところとは、一味も二味もちがいます。
そもそも展示室内、屋内、屋外問わず、人、人、人!人が多い!
家族づれ、カップル、シニア、ちびっこ。とにかくこんなに繁盛している博物館見たことない(繁盛、という言い方もどうかと思うけど)。
オープンしたばかりとはいえこんなに人が集まるのですから(しかも古墳なんてマニアックな分野で)、やっぱり魅力的なスポットなんでしょう。
うーん、守山。距離的にもっと近ければ、もっと頻繁に行けるんだけどなあ~(*´Д`)
見どころいっぱいの展示室!「志多見大塚古墳の王」は必見
ああ~、写真が載せられないのが残念です。
展示室内の見どころのひとつ、「志多見(しだみ)大塚古墳の王」と銘うった武人の等身大フィギュアはインパクトがありました!
っていうか、なにこのイケオジ・・・、反則やろ。というほどの男前フィギュアでした( *´艸`)
くうう、古墳女子の心をくすぐるのやめてッ!
ちがいますよ、そこのあなた!あなたが想像するような、よく博物館に展示されている不気味なマネキンみたいなのじゃありませんよ!
ちがうちがう、そうじゃなーい。← 鈴木雅之(笑)
たとえるなら、スカパラの谷中敦氏(・・・いいすぎ?)いやいやいや、そうにちがいない、そうにちがいない(興奮)。
このフィギュアを作った方がどなたか存じ上げませんが、なんとなく人物の趣味が合いそうな気がします。
冗談はさておき。展示室は有料(大人200円/子供無料)なのですが、有料だとしても全然モトがとれるような濃い内容です。
埴輪や、鉄鏃(やじり)、装飾品などの出土品が展示してあったり、当時の人々の生活の様子を体験できるゾーンがあったり随所に工夫がされていました。
解説や説明も難しい語句を避け、小学校高学年でも理解できそうな言葉で優しく書いてあり、わかりやすかったです!
イベント目白押し! 管玉ブレスレットづくりを体験しました
かなぶん親子、管玉作り(300円/1人)に挑戦しました。予約不要、来館したその時に申し込みをすれば参加できます。
小さな直方体のロウ石とサンドペーパー三枚、水の入ったタッパーなどが用意されています。
このロウ石が管玉になるんですね。
ロウ石は柔らかく、サンドペーパーで簡単に四方を削ることができます。
でも角を丸くなめらかにしていく作業がけっこう難易度高い!
はじめはあまり乗り気じゃなかったかなぶん子供。
ところが作業を進めていくうちに、だんだん熱中していき無言に。ひたすらもくもくと削っていました。
管玉がなめらかに仕上がったら、次に好みのビーズをテグスに通していきます。
既製品とちがって、自分の手首の太さに合わせて輪の大きさを調節できるのはいいですね。手作りならでは。
はい、ということでかなぶんのも出来上がりました。
あれ、てか今写真でみて気づいたけど、かなぶん腕毛濃っ!
ミュゼに通ったほうがいい?
(残念ながらモデルがよくないのですが)管玉ブレスレット本当にかわいくできました。
あまり乗り気でなかった子供も管玉ブレスを大いに気に入って、「次は勾玉づくり体験したい」といっていました。うふふ。
(こうして子供まで古墳の世界にそれとなく引き込みたいと思っているかなぶんなのです。)
しだみゅー、体験型イベントが充実しています。
開館日は平日でもなんらかのイベントが開催されていて、管玉ブレス作りだけでなく、勾玉づくりや古墳消しゴム作り、埴輪作りができて面白いですよ。
復元された古墳の森を散策しよう!古墳ガイドツアーは無料
ミュージアムから一歩外に出ると、広い芝生の庭が広がっています。
敷地内がちょっとした広場のように整備されていて、古墳群を散策できるようになっています。
敷地の一番奥にあるもっとも大きなホタテ型の古墳が、復元された「志多見大塚古墳」(写真)。
ここはもとはといえば農地だったそうなのですが、貴重な考古学の資料である古墳がだんだん削られていく現実を憂い、市が土地を買い取って整備したのだそうです。
たしかに考古学マニアでもなければ、土器や埴輪の破片なんてただのガラクタに過ぎません。
もし貴重な遺物が出土しても、一般の人には見わけがつかず廃棄されていたことでしょう。
管理する人がいなくなれば雑草は伸び放題、荒れ放題の空き地になってしまいます。
だからこそこの決断はスゴイな~、と思うわけです。
わたしの家の近くにも最古級の古墳が存在したそうなのですが、いまは生活道路のアスファルトの下に埋まってしまいました(´;ω;`)
保存と整備、文化財維持にはお金と、人々の情熱が不可欠なんですよね。
余分な樹や草を刈り、芝生を植え、遊歩道をつくり、これだけ整備するのにどれほど人手と予算がいるのだろうと思うと、守山の本気度がわかるような気がしました。
おまけ・白鳥塚古墳に寄って帰りました
志多見大塚古墳から、車で5分くらいの距離に「白鳥塚古墳」があります。
志多見古墳群のなかでは最大規模にして最古クラス(4世紀はじめあたり)。
「白鳥塚古墳は造られた当時、葺石に石英が使われ、日光で白くきらきらと輝いたそうな」
そんな夢のような伝説を聞けば、見に行かずにはられません!
ぱっと見、神社の石段みたいじゃないですか?
へー、ここもちゃんと整備されてるんだな~、と思ったのもつかのま、古墳そのものは手付かずなままでした。
前方後円墳の面影は無きにしもあらず、ですが。う~ん、ただの山だ。
結構ないきおいで雑木林。
どんぐりやしいの実がそこかしこに落ちていて、トトロ的な気分には浸ることができましたよ。
体感!しだみ古墳群ミュージアム お店情報
開館時間 9:00~17:00
休館日 月曜日(祝日の場合翌平日)
入館料 無料(展示室のみ有料)
駐車場 無料(特定のイベント時のみ300円)
愛知県名古屋市守山区大字上志段味字前山1367
052-739-0520
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