ハン・ジミン、チョン・ヘイン主演
2019年公開の韓国ドラマ「ある春の夜に」。
今回のブログでは感想を書いていきたいと思います。
(感想なので、どうしてもネタバレしてしまいます💦
まだ見ていない方、ネタバレしたくない方はこちら👇
韓ドラ「ある春の夜に」の感想!面白かったところ&面白くなかったところとは?
このドラマは、2018年公開のドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」と、監督や脚本家が同じ。
同じ俳優を多数起用しているということで、似通ったところも多いといえるのではないでしょうか。
「よくおごってくれる~」を見た方は、
・・・なんて、楽しみ方もできると思います。
ヒロインが違うだけで、作品全体に与えるイメージがこんなにも違うんだ!と驚かされました!
とはいえ、ストーリー的には前作とはまったくつながりがないので、見ていなくても楽しめると思います。
👆ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」については、こちら!
面白かったところ!主役の二人がかわいすぎた!
チョン・ヘイン君のかわいさは、いうまでもありませんね( *´艸`)
「いつもおごってくれる~」のジュニが、子供をかわいがるパパの顔してたら・・・
・・・ですよね!?
いや~、ジホ、尊いです☆
てかさ。
もうジホを愛でるためだけのドラマといっても、よくない?
(執筆放棄)
・・・と言ってしまいたくなるほど、チョンヘイン君が萌え~でした💖
とはいえ、ヒロインのハン・ジミンさんも、超かわいかったです。
好き嫌いはあるかもしれませんが、私は好きな女優さんかな。
(もちろん顔立ちも可愛らしいのですが)彼女が作中で着ていた洋服がとてもステキ!
図書館司書という役柄から、丸いメガネを緩くかけて、ざっくりと大きめのシャツを着て。
こういうファッション、すごくよく似合っていました。
↑丈長のジャケット(ちょっとレトロ感のある柄)に、プリーツスカート。
男物かと思うほど大き目のジャケットですよね。
華奢な体形が、さらに細く見え、かわいさ倍増☆
どういうブランドなのかわかりませんが、スタイリストさんセンスいいですね!
このかわいい二人が、仲睦ましくたわむれあうわけですよ。
見ているこっちが癒されないはずありません!
恋愛した~い! ・・・という気持ちにさせられます~(・´з`・)
面白かったところ!イレギュラーな展開を楽しめた(いい意味で)
韓ドラファンのみなさんにはわかるとおもうのですが・・・
もう1話の段階で、「ジホ×ジョンイン×ギソクで三角関係になる」展開は、読めてしまいますよね。
でもかなぶんの場合、そのあとの予想がことごとくハズれました💦
いい意味で、予想を裏切ってくれたというか。
韓ドラの定石を無視したシナリオだったのではないか、と思います。
①バスケの試合で対決をすると思ったが・・・
ジホとギソクが社会人バスケをしていることから、
「ギソクが(恋敵のジホに)、バスケの試合を使っていやがらせしたりするかも!?」とか。
ジョンインが見ている前でギソクが負けて、
「バスケの試合で、失恋を暗示する象徴的シーンがでてくる!?」とか・・・予想しました。
・・・が。
そんなことはなかった。
ジョンインをめぐって火花をちらしあうシーンは出てきましたが、
ジホとギソクは、フツーに言い合いをしていただけでした。
②ウヌの母親が現れるかと思ったが・・・
ジホが「子連れのシングルファーザー」という設定なので、
「お? これはぜったい、昔の恋人が現れるパターンだな!」←確信
んで、昔の恋人とのいざこざが勃発、ウヌの親権がほしいといってくるとか・・・
そんなふうに予想していました☆
・・・と・こ・ろ・が!
そんなことはなかった(;´Д`)
てか、昔の恋人役にソン・イェジンが配役されてたら・・・・
想像するだけでご飯3杯くらいは食べれそう(笑)
③倦怠期にどんなトラブルが出てくるかとヒヤヒヤしていたが・・・
めでたくジホとジョンインが付き合って、結婚するまでの間。
「たぶん危機的なシーンが出てくるにちがいない!」
あまりにも美しすぎる運命の二人。
まさかこのまま終わるのはありえない、と予想。
ヒヤヒヤしながら見ていました。
・・・が!
何もなかった!!
(まあ、二人が幸せになってほしくないわけじゃないので、結果オーライなんですけども)
こんなにキレイに予想が裏切られるとは。
「ある春の夜に」は、ある意味、イレギュラーな韓ドラだといえるのではないでしょうか!?
そもそも、ドラマの登場人物たちは、みな常識的。
(唯一、ギソクさんだけが、ややエキセントリックではあるのですが)
リアリティのある等身大の若者を描くというところに、重点を置いたということなのでしょう。
面白くなかったところ!煮え切らない二人の関係にイライラした
桜の下で二人が会話する、何度かあるそんなシーンが印象的でした。
・・・しかし二人の会話が刺激的だったり、衝撃の内容だったりしたわけではなく。
だからといって、思わず笑っちゃうほどユーモアあふれたセリフがあったわけでもなく。
「シリアスな内容をひたすらシリアスにしゃべる」という感じ。
映像美はすばらしいのですが、もうひとひねりあったらいいのになあ、という感想です。
「ドラマに意外性のある展開がない」ということがなんとなくわかってから、1.5倍速で見てしまいました☆
ドラマ後半、なかなか別れてくれないギソクに、ジョンインが煮え切らない態度をとるところとか。
結構イライラ。
指輪を受け取っちゃうところとかですね。
「それだけギソクを傷つけたのだから」とジョンインは言いますが、むしろ蛇の生殺しは一番いけませんね。
最初から最後まで「正当」を貫いたキャラでしたが、そこが納得いかないポイントだったかな☆
・・・ていうか、「正当」すぎてスキがなさすぎるところが、ジョンインを「つまらない」キャラにしてしまっているのかな?
ドラマ「ある春の夜に」感想まとめ!
「二人が出会って、付き合って、周りに認められる」
これだけのプロセスを16話かけて、丁寧に描かれた本作。
ギソクさんのしつこい付きまといはあったものの
ジョンインを拉致したとか
人を雇ってジホをボコボコにしたとか
韓ドラにありがちな展開は一切なく、平和に終わった印象でした。
「よくおごってくれる~」のときのように、職場でのいざこざや、一回別れるような展開もなし。
ジホとジョンインのいっちばんラブラブな瞬間を、ぎゅぎゅぎゅ~っと詰め込んだようなそんなドラマ。
ていうか、むしろ。
これだけの材料でよく16話まで話を引き延ばせましたね!
といいたくなるほどですが。
それだけ元カレとの関係を清算するのはタイヘンだ、ということを表現したかったのかな?
ドキドキハラ感覚は全くないので、韓ドラの「そういう系」が好きな方にはやや物足りなさがあるかもしれません。
しかし「ほんわか」優しい気持ちになれるので、癒されたい方にはおすすめです。
癒し系男子にこころを包み込まれるような、そんなドラマでした!