じつは、ずっと気になていたドラマ・・・
2018年公開の「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」
ついに見ました!
チョン・ヘインさん、本当に素敵ですね!
「見たい、見たい」とおもいつつ、ついつい見るのが後回しに。
そもそも、なぜいままで渋っていたのか?
(ほかに見たいドラマがいっぱいありすぎるから、というのもあるのですが)
だって、タイトルが~・・・
「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」・・・ですよ?
てっきり、「ヒモ男にタカられるお姉さんの話」かと・・・。
※ぜんぜん違いました
ということで、韓ドラ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」の感想を書いていきたいと思います!
(ネタバレします!
「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」は3部構成
ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」は、おおまかに3部構成。
- 恋人未満のじれったい片思い期間
- 恋愛成就してハッピーハッピーな期間
- 好きな気持ちが空回りするすれ違い期間
このドラマでは、韓ドラで昨今はやりのファンタジーも殺人事件も起こりません!
ごくごく平凡な男女が恋に落ち、ささいなことで悩んだり迷ったりするような物語です。
とくに大きな事件が起きて、運命がまわりだす・・・・というようなストーリーは皆無。
・・・が!
スゴクいい!
もちろんソン・イエジンもいいし、チョン・ヘインも最高ですが、
とくに、作品を一貫している、ちょっとセンチメンタルな雰囲気がいい!
まずよく流れるOST、歌詞が英語!
ストーリーの盛り上がりとともに、ちょっとハスキーな歌声の歌手が、ジャズ風のナンバーを歌いだす・・・
これまでの韓ドラとは少し違ったイメージで、なんだかヨーロッパの映画を見ているよう・・・
ドラマのイメージを強く印象付けているOSTは、こちら。
作中歌のほとんどを歌うのは、レイチェル・ヤマガタさん。
レイチェル・ヤマガタさんはアメリカのシンガーソングライター。
日本人ではなく、日系3世だそうです。
「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」のどこが面白い?
ドラマの見どころは、やはり。
恋に落ちていくジナと、ジュニ。
二人の仲睦まじいやりとりを見ているのが、ひたすら癒されました。
とにかくジュニが愛らしい。
口角をキュッと上げて、ジナに微笑みかける笑顔が・・・もう
・・・ってかんじ!(語彙崩壊)
家に帰っていくジナの背中をずっとずっと見送っている、切なそうなジュニの目つきとか、まじでムフフでした!
つるんっとした茹でたてのタマゴみたいな、キレイな顔立ちのチョン・ヘインさん。
ちゃらんっと下がり眉で、奥二重の三日月形の目、口角の上がった唇。
これが絶妙なバランスで、色白のお顔に収まっています。
「国民の弟」といわれるだけある、完璧な愛らしさ。
見惚れちゃうくらい可愛いです☆
ストーリーとしては・・・
姉と弟のように育ったジナとジュニが恋愛関係になることで、これまで平衡を保たれていた「親友との関係」や「家族との関係」がだんだん崩れていってしまう。
得るものが大きいだけ、失うものも多いように、ジナの手からこぼれ落ちて行ってしまう。
ジュニも、親友も、家族も、失いたくないと思ったジナだったのに、結局、何もかもを失ってしまう・・・
ちょっとしたボタンの掛け違いから、だんだん溝が大きくなり、取返しのつかないところまで道が分かれてしまう・・・
そんな苦悩を、こまやかに、美しく、表現していたのではないかと思います。
すこし退屈だと思うシーンもありましたが、
思い返せば、そんな退屈なシーンほどあとあと印象深かったりして、不思議なドラマでした。
「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」面白くないところ!
面白くないところ、退屈なところといえば、ずばり!
セクハラを告発するとかしないとか、仲間うちで揉めるシーンとか、
告発するかと思ったら、告発しないってなったり。
セクハラ上司を叩きのめすかと思えば、そうなるわけでもなく・・・
・・・はっきりしないストーリーが、よくわからなかったです。
(まあ、リアリティを追求した結果、現実は白黒つかないことが多いということなのかも?)
それから、家族に交際を反対されたジナ。
徹底的に反抗して、愛を貫くかと思いきや・・・そうはならず。
ぐだぐだ、ぐだぐだと煮え切らない態度をとり続けることとか。
・・・・ドラマなのですから、ここはひとつ駆け落ちでもしてくれればよかったのに。
短絡的な結末であっても、やはりドラマの視聴者は、それを待っていたのではないかと!
(いや、私がそれを待っていた
とにかく要約すると。
ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」は、
13話あたりから雲行きがあやしくなりはじめ、ジュニの笑顔が陰りはじめるあたりから、退屈になりはじめます。
退屈なのがイヤな方は、スキップスキップで飛ばして見てもいいかもしれません☆
「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」感想まとめ!
とにかくさわやかすぎるイケメン、チョン・ヘインさん。
ただその愛らしさを堪能するドラマだと言ってもいいかも(いいすぎ?
あんなことやこんなことをしても許されるのは、チョン・ヘインさんだから!
うん、まちがいない。
(後半部、一歩間違えばストーカーだったよ~:(;゙゚”ω゚”):
一歩間違うと、男性をストーカーにしてしまう「魔性の女」というのが、ジナというキャラなのかもしれませんが。
いや~美人は得ですね☆
(※でもストーカーはダメだ)
冗談はさておき。
恋愛がぶわーっと盛り上がる、最初の方と真ん中あたりはとても面白かったです。
恋に落ちていく過程を、丁寧に描かれていて、脚本も演出も俳優も、どれもが◎!!
でも、それ以降が急に色あせてしまったように感じました。
まあとはいえ、チョン・ヘインさんを一躍有名にした出世作といわれている本作。
見て損はない内容だったと思います!
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