どうも、かなぶんです。
ソ・イングクさんにハマってしまったがために、「応答せよ1997」を見始めた私。
・・・などと、文句ばっかり言っていて本当にスミマセン。
※ちなみに文句ばっかり言っているのはこの日のブログです↓
でも「応答せよ1997」って、伝説のドラマと言ってもいいほど、実はスゴかったんですね!
1%を超えれば大ヒットといわれる韓国ケーブルチャンネルで、史上最高となる視聴率7.55%を記録!
確かにこのドラマは・・・
- 90年代アイドル
- 学生時代の思い出
- 家族と過ごした時間
- ふるさとへの郷愁
- 未来への希望
誰もが一度は感じたことがある青春時代の、あのエモい感情を、
ぎゅぎゅぎゅ~っと凝縮したようなドラマだといえるかもしれません。
「そういえば、こんなことあったよね~!」
ってな感じで、懐かしい思い出と記憶がイッキによみがえる、そんなドラマなんじゃないでしょうか。
90年代に流行ったモノに感じる「懐かしさ」と「愛着」
ドラマの随所に出てくるのが、90年代を象徴するような小道具。
「たまごっち」や「ポケベル」なんかは、日本でも流行しましたよね。
それから、シウォンがチャットをするでかいパソコン!
あったよね~!
人からゆずってもらったモノですが、うちにもありましたマッキントッシュ。
やたら分厚いから、ものすごく場所取るやつね。
(そのわりに使い方、よくわからんかったけど)
そのほか、学校や教室の雰囲気、机や黒板などの細かいところまで・・・
90年代風にこだわり、とてもよく作りこまれていたように感じました!
これ、韓国のおハナシなんですよね。
でも日本の90年代とそこまで大きな違いもなく、とくに違和感なく見ることができました。
登場人物が「ほぼアイドル」なのがスゴイ
メインの登場人物が、ほぼほぼ現実世界でもアイドルってスゴくないですか???
ユンジェ(ソ・イングク)・・・ソロ歌手(アイドルといえばアイドル)
シウォン(チョン・ウンジ)・・・女性アイドルグループ「A-PINK」のメインボーカル
ハクチャン(ウン・ジウォン)・・・アイドル「Sechs Kies」のリーダー
ジュニ(ホヤ)・・・男性アイドルグループ「INFINITE」のメンバー(現在は脱退)
「応答せよ1997」の公開が、2012年。
ユンジェ役のソ・イングクが「スーパースターK」で優勝し、デビューしたのが2009年。
ジュニ役のホヤが「INFINITE」でデビューしたのが、2010年。
シウォン役のチョン・ウンジが「A-PINK」でデビューしたのが、2011年。
まさに、売り出し真っただ中の「旬の若手アイドル」を、惜しげもなく登場させたのが「応答せよ1997」だったわけです。
これって、スゴくないですか?
とにかく、「新しもの好き」と言われる韓国人が見ないわけがないドラマなんですね。
ハクチャンは90年代ヒットした実物の「Sechs Kies」だった
作中に出てきましたよね「Sechs Kies(ジェクスキス)」!
ハクチャンってば、シレっと出てたけど何気にアイドルだったんですね!
当時のジェクスキスの動画を見つけたので、引用しておきます。
・・・という雰囲気ですね。
衣装のデザインがスゴすぎて、ちょっと踊りにくそうだと思うのは私だけでしょうか?
いやいや、これが当時の最先端だったわけです。
うわ~っ!ハクチャン、めっちゃアイドルじゃんっ!
ていうか、驚愕の事実・・・
全然違和感がなかったんですが、ハクチャンだけ中年だったんですね(◎_◎;)。
34歳(2012年当時)で、高校生役をやってのけるウン・ジウォン氏。
アイドルは老けないということなのでしょう。
さすが伝説のアイドルだけあります。
そのほかドラマでは、ちょっぴりでしたが、「H.O.T.」のトニーさん(本人)の特別出演があるなど、
当時のファンにとって嬉しすぎる演出だし、まさに神ドラマだったのではないでしょうか!?
「応答せよ1997」の魅力は「隠し絵」のような面白さ
「応答せよ1997」がとても深いのは、ただ「物語をドラマにした」というだけではないところ。
アイドルをめぐる思い出を中心に展開するストーリー。
それを演じる主要な登場人物が、ほぼ現在進行形のアイドルで。
現実のアイドルが、過去のアイドルの追っかけをしたり、貶したりしてる・・・
「物語の中にさらに物語が隠されている」ような入れ子式演出も、魅力の一つといえるのでは?
ドラマの中に、現在のアイドル(チョンウンジ)と過去のアイドル(ウン・ジウォン)が共存しているのもフシギ。
なんだか四次元ポケットの歪んだ空間に入りこんでしまったような錯覚とでもいいましょうか。
一枚めくると別のイミが隠されているような、「隠し絵」のように、
「知識の下地があれば、もっと楽しめる」そんなツウなドラマが「応答せよ1997」だと思いました。