【ドラマ】柴咲コウ主演「35歳の少女」の感想!原作は漫画?脚本家は誰?

なかなかリアルタイムで、テレビドラマを見る余裕のないかなぶん。

 

かなぶん
あ~、また見逃した~!

 

・・・・ということがめちゃくちゃ多いです😭

しかし近頃は、見逃し配信という便利な機能があるんですね。

そこで、10月スタートの新ドラマ「35歳の少女」(毎週土曜日放送、日本テレビ)

「GYAO」の見逃し配信で見たので、記録のためにもブログに残しておこうと思います。

 

「35歳」で「少女」という、違和感満載なタイトル。

柴咲コウがババーンッ!と正面に写っているサムネイル。

なんとなく興味を刺激されて、

 

かなぶん
ちょっと見てみようかな、と思った次第です。

 

キャストとあらすじ、どんなお話かざっくり解説

日テレ「35歳の少女」公式サイトより

 

主人公は、元気で明るい小学4年生・今村望美(柴咲コウ)

優しい両親と、可愛い妹の4人家族で、毎日平和に暮らしていました。

しかしある日、望美が事故に遭い、植物状態になってしまってから、日常が崩れ始めます。

望美の意識がもどらぬまま、25年の歳月が過ぎ・・・

両親は離婚し、家族はバラバラに。

火が消えたようにさびれてしまった実家には、母(鈴木保奈美)が1人きりで住んでいました。

家から出て行った父(田中哲司)は再婚し、別の家庭を持ち、

望美を献身的に看病し続けた母は、年をとり、笑顔を忘れ、

両親の愛情を十分に受けられなかった妹の愛美(橋本愛)は、家を出て1人で暮らしています。

 

 

「21世紀はきっと、戦争も差別もなくなり、世界中の人がうちの家族みたいに笑顔で暮らしているとおもうから・・・」

作文に書いた、小学生だった望美が夢に描いていた未来。

現実は、それとあまりにもかけ離れたものでした。

そして、なかよくしていた同級生、広瀬結人(坂口健太郎)との再会。

望美にとって25年という歳月の空白は、あまりにも大きく、埋められない溝のように感じられるのでした・・・。

 

第1話の感想

「意識不明なまま、25年の歳月を超えて、目覚めた奇跡のような少女」

・・・というような設定だけ読むと、

「心は子供、カラダは大人!」

「パニックになった主人公が巻き起こすハプニング・コメディ」

・・・・・みたいなものを勝手に想像していた私。

 

かなぶん
実際は全然ちがっていました!

 

これは、ホラー系ホームドラマといえるのではないでしょうか・・・(;´・ω・)

グツグツ煮えているすき焼きの描写など、なんだかホラーでグロテスク。

とくに、鈴木保奈美の役どころが怖いです。

ずっと眠っていたという設定のキャラを演じる柴咲コウも、表情筋が死んでて、怖いです。

(※褒めています)

 

「早く大人になりたい」といっていた望美ちゃんが、

いきなり家庭内暴力、学級崩壊、ブラック労働、ハラスメントがまん延する社会に放り込まれ、

みんなぎりぎりの精神状態で命をつないでいることを目の当たりにする・・・・

正直、こういう切り口のドラマ、本当に見ていてツライです。

しかしツライからといって、目を逸らしていいかという話ではないし。

たぶんなかなか(視聴率という点で)評価されにくいとは思うのですが、

ドラマはその国の現状を映す鏡だと思えば、「なくてはならない」ドラマなのかもしれません。

 

かなぶん
本当なら、こんなのドラマにする必要ない社会だといいんですが、ね。

 

普通は小学生から、いきなり大人になるなんてありえません。

いろんな現実を受け止めたり、不条理さを受け流したりしながらだんだんと大人へと成長するわけで。

そういうのすっ飛ばして、いきなり大人のマネゴトをしなければならない主人公(ノД`)・゜・。

望美ちゃんに課せられた試練は、あまりに過酷です。

 

こののち、望美ちゃんはどのように問題を解決していくのか?

ドラマがどういった方向に進んでいくのか?

望美ちゃんは、社会人になり「心は子供」のまま戦うのか?

初恋をかなえ、結人くんと恋愛するのか?

はたまたいくつもの困難を乗り越え、壊れてしまった家庭を修復させるのか?

ハッピーエンドなのか、アンハッピーエンドなのかすら、日本のドラマはちょっと予測不可能なので。

今度の展開が、非常に気になるところではあります。

 

「35歳の少女」の原作は漫画?脚本家は「女王の教室」の遊川和彦さん

最近よくあるのが、漫画のドラマ化。

この「35歳の少女」もショッキングで個性的な設定なので、

漫画が原作なのかと思いがちですが違いました。

 

完全オリジナル脚本です。

脚本は、遊川和彦さんという有名な方なんだとか。

遊川和彦さんの代表作は、というと・・・

 

  • 女王の教室(2005年/日テレ)
  • リバウンド(2011/日テレ)
  • 家政婦のミタ(2011/日テレ)
  • 純と愛(2012~13/NHK)

 

などなどなど。

どれもが話題になったドラマ、インパクトのあるドラマだといえるのではないでしょうか。

 

 

「35歳の少女」の脚本を書くにあたり、

「既存のドラマらしくないドラマ、ドラマっぽくないドラマ」を目指しているそうです。

余計な音楽、テロップを省き、作り手側の、過剰な「サービス」を避けることで、

視聴者側の想像力を掻き立てるような、新しいチャレンジをしていきたい、とのこと。

どんな作品になるのか、ちょっと楽しみになってきました。

 

「35歳の少女」はTVer、GYAO、Huluで見逃し配信中

2020年10月10日からスタートした新ドラマ「35歳の少女」は、

毎週土曜日夜10時~、日本テレビで放送中です。

家事や育児、仕事で忙しく、

 

かなぶん
その時間帯にはテレビが見られない!

 

・・・という人には、見逃し配信もありますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

「TVer」や「GYAO」、「Hulu」から、パソコンやスマホでご覧いただけます。

 

(※敬称を略しました)

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