さて、実話「ガチで車にひかれた女子高生が、逆に人生救われてハッピーになった話」です。
まだまだ終わりませんw
過去のお話はこちら→
「イヤだ、イヤだ」と思っていても、手術の日はやってきます。
約10時間にも及ぶ、大手術。
・・・とはいえ、全身麻酔だったので、
手術中のことは全く覚えていません。
医療ドラマにあるように、
ほんとに麻酔科の先生が、「1・2・3・・・・」と数えるんです。
すると、「5」までいかないうちに意識がなくなっちゃう。
目が覚めると、いつのまにか病室のベッドのうえ。
(ドラマみたいですよね!)
しかし、ドラマとかでは手術のあと、
「先生・・・ありがとうございました」
なんて、涙を流すシーンとか、ありますけど・・・。
ありゃ、ウソですぜ。
(そもそも酸素マスクが装着されていますし)
身体から力という力がなくなってしまったような感じで、
しゃべるのも息を吸って吐く、という横隔膜の「運動」が必要なわけで・・・
(まだ麻酔が覚めきっていなかったのもあるんだと思いますが・・・)
しゃべるだけの力もありませんでした。
まあ、それでもなんとか回復しまして
キッチリ二週間後に抜糸できました!
抜糸が終わると、苦しいリハビリの始まりと思いきや
(もちろん苦しかったですが)
・・・意外に楽しかったです!
会う人、会う人、みんながフレンドリー!
全然しらん人なのに「苦楽を共にする仲間」的なノリでしょうか。
ケガの話題から気軽に会話を始めたり、
それをきっかけに部屋を行き来するような仲になったり・・・
みんな、どこか開けっぴろげ。
「いずれ退院すれば、また知らない人同士に戻る」
意外とそんな無責任さが、飾らない態度や、気軽な会話に反映しちゃうのかも?
わたしはここでも社会人の友達や、知り合いを持てたことで
急に大人の仲間入りができたような気になってました。
それだけじゃありませんでした。
「あら、かわいい子。高校生?」
「若くて美人で、うらやましい。彼氏はいるの?」
ほんとうに、ウソみたいなんですが
こんな風に話しかけられることが多かったんです。
このとき自分の容姿を褒められ慣れていなかった私は、ちょっとビックリしちゃいました。
男の方だけでなく、オバチャンや、若いおねえさんから言われたことが嬉しくて
毎日が楽しくてしかたがなかったデス。
↑美容整形手術をした人のコメントみたいになってますねw
まるで夢みたいなんですが、入院中のかなぶん、
なぜか男性にモテモテでした!!
ケガをなさった男性は(生存本能を掻きたてられるとかの理由で)
ちょっと感覚がおかしくなってるのかもw
もしくは単純に女子高生が物珍しかっただけかも?
はじめは信じられなくて、そうとしか考えられませんでした。
お相手は、というと・・・
- 右足を切断した男性
- 交通事故で骨折した男性
- 労災で骨折した男性
・・・こういう感じです(病院ならではw)。
ただ、3人が3人ともやや性格に難ありといいますか・・・
(↑わたしがいうなw)
いずれの男性も
「度を越した自信過剰」だったり、
「度を越したナルシスト」だったり、
「度を越したマザコンで働かないダメ男」だったり。
結局、お付き合いに発展することはありませんでした(ノ∀`)タハー
さて、大事故に遭って生死の境をさまよったわりに、
約3カ月程度のスピード退院となったかなぶん。
(ギリギリ3カ月半くらいだったかな?)
まだまだ松葉づえなしには歩けませんし
傷跡も生々しく、立つのも座るのもあぶら汗がにじむような痛みがある状態。
ほんとうはもう少し入院していたほうがいい状態でした。
にもかかわらずなぜムリヤリ退院なのか?
一般入試の日程が迫っていたからです(´Д`υ)
・・・ヤバイでしょ!
(あんまり勉強してないし!)
ってことで、次回につづく・・・!